石橋巡り
(2005年11月13日)

19.耶馬溪橋
中津市本耶馬溪町大字曽木
橋長:116.0m 橋幅:4.1m
径間:12.8m 拱矢:3.0m
架設:大正12年



1.用作公園 2.おたまや公園 3.くじゅうロードパーク 4.長者原 5.九酔渓
6.天祖神社参道橋 7.鶴ヶ原の景 8.立羽田の景 9.清水御門前石橋
10.法泉寺温泉 11.一目八景 12.裏耶馬溪 13.行広橋 14.念仏橋
15.猿飛甌穴群 16.馬渓橋 17.羅漢寺橋 18.青の洞門 20.分寺橋
21.石工顕彰碑 22.富士見橋 23.久地橋 24.荒瀬橋 25.御沓橋 26.不動橋



耶馬溪橋(オランダ橋)
 「この橋は、山国川にかかる観光道路、生活道路として大正9年から12年にかけて架橋されたもので、長崎県に多い石積方式であるため通称オランダ橋とも呼ばれている。架橋工事は、地元の岩渕万吉氏が請け負い、地元の石工、石材を使用し架橋された。その工事に要した費用は曽木地区の村山21人の共有林を売却しそれに当てたもので、その額は4万円と言われている。現在、わが国にはこれだけの規模の石橋はなく、8連、橋長116mは共に日本一である。架橋以来、永い間風水害に耐えて来たこの橋であるが、昭和19年の大洪水で大きな被害を受け橋面の高欄等が流失し、コンクリートにおいて復旧されていた。しかし、数年前より橋体にひび割れ等が判明し、通行上非常に危険な状態であったため平成10年から11年にかけて当時の写真等を参考に補強、修復されたものである。
(橋歴)
一、大正9年11月着工 同12年3月竣工
一、昭和19年の水害で橋面が流失したがその後直ちに復旧する。
一、昭和56年3月県指定の有形文化財となる。
一、平成10年2月 補強修復工事着工
一、同11年3月 竣工」


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