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14.弥勒寺御幸橋
2015.05.04

1.時光寺南橋 2.時光寺入口橋 3.時光寺門前橋 4.一乗寺門前橋 5.三口町の石橋 6.念仏橋 7.羅漢寺の仁王像 8.巌橋 9.辻川山公園下橋 10.辻川山公園の石橋 11.柳田國男生家 12.旧神崎郡役所 13.西野の石橋 14.弥勒寺御幸橋 15.八葉寺弁天堂前橋 16.相坂の煉瓦アーチ 17.佐伯神社参道橋 18.姫路城 19.北条天満宮天神橋 20.北条天満宮弁財天社前橋 21.眞行寺門前橋 22.亀山御坊本徳寺玄関前橋 23.亀山御坊本徳寺庭園橋 24.英賀神社厳島社前橋 25.英賀神社遥拝所前橋 26.英賀神社遥拝所北橋 27.英賀神社境内橋1 28.英賀神社境内橋2 29.今在家の石橋 30.真教寺断虹矼 31.才橋梁 32.西宝寺門前橋 33.西宝寺東門前橋 34.大覚寺観音堂前橋 35.旧石棺橋 36.吉備神社南西橋 37.斑鳩寺東門前橋 38.上太田民家前 39.教福寺門前橋 40.町田の石橋 41.小宅神社参道橋 42.小宅神社南東橋 43.矢野勘治記念館前橋 44.中霞城の石橋 45.武家屋敷資料館前橋 46.武家屋敷資料館東小橋 47.大師堂前橋 48.即應寺門前橋 49.養久の石橋 50.宝積禅寺池橋 51.正治大明神前橋 52.宮本の石橋 53.加茂神社参道橋 54.加茂神社前橋

姫路市夢前町寺1051

橋長:4.8m
橋幅:2.1m
架設:明治三十年(1897)
2径間桁橋




通宝山弥勒寺 史跡文化財
「天台宗弥勒寺は、書写山を開基された性空上人が俗塵を避けるため、長保二年(1000)当地に草庵を結んで隠棲されたに始まる。
長保四年(1002)花山法皇は結縁のため草深い当地に御幸され、上人の御進講に御感あって巨智延昌に弥勒堂、護法堂、護摩堂の建立を勅命されそれ以降弥勒寺と呼ばれた。当時の名僧も上人のもとに多く訪れている。
本堂は北朝康暦二年(南朝天授六年1380)赤松義則の建立寄進によるもので、中でも細工の微妙を極めた二重折上小組格天井は目を見張るばかりである。堂内の各部各所の形式手法は南北朝時代の好個の標本といわれている。
本堂は国の重要文化財指定、本尊弥勒仏は長保元年(999)安鎮の作、両脇侍仏も同人の作といわれ、同じく国の重要文化財指定。開山堂厨子は慶長十六年(1611)の作で、県の重要文化財指定、開山堂、護法堂二棟、宝塔、石鐘は共に町の重要文化財指定、庫裡の裏の年代を経た庭園、本堂前の寄生木を持つ百日紅、境内南の石垣等見るべきものが多い。」

姫路市
通宝山弥勒寺前に架かっています

明治三十年(1897)

側面

側面

下部

弥勒寺本堂 国指定重要文化財
「この本堂は康暦二年(1380)赤松義則の 再興である。建築様式は南北朝時代の典型的な様式をそなえている。
 特に蟇股彫刻、本堂内天井は見事である。」


開山堂
「建築様式 方形造り一棟
梁行4メートル50センチ 桁行4メートル50センチ
弥勒寺開山堂は、弥勒寺開基性空上人を安置する。性空上人を安置する厨子に奉寄進皇大神宮権大僧都法印祐園阿闍梨、三千日の行者慶長十六年十二月二日とある。しかるに開山堂の建立は慶長十六年(1611)前後の建立とみられる。」

兵庫県指定重要有形文化財
姫路市指定文化財


階段を上ると

山王社

室町時代の石積み
15.八葉寺弁天堂前橋へ