9.久保の田ノ神

2008.02.10

1.永野田の田の神1 2.史跡国司塚 3.永野田の田の神2 4.永野田の青面金剛 5.大牟礼の田の神 6.県道68号線から中岳・八山岳方面 7.県道562号線から指宿方面 8.雄川の滝 9.久保の田ノ神 10.鬼丸神社仁王像 11.中興院跡の庚申塔 12.入定石龕塔 13.雄川の仁王像 14.宮原若宮神社の仁王像 15.園林寺跡仁王像 16.栗之脇の田の神 17.鹿父神社 18.赤瀬川の石塔 19.お茶亭跡 20.花瀬神社の仁王像 21.大川の田の神 22.馬籠の庚申三層塔 23.川田代の田の神 24.錦江町福祉センターの田の神 25.天神の田の神

肝属郡南大隅町根占川北 久保




田ノ神 県指定文化財
「田ノ神は島津藩独特石像です。
藩政時代、門割制度の下に農民と地方郷士は八公二民の重税に苦しめられました。そして、どんな環境であろうとも、許された範囲内の生活しかできませんでした。そのため農民は生活にうるおいと少しでも多くの収穫を願って18世紀ごろより建立されたのがこれら田ノ神です。そして田ノ神舞い、田ノ神講などの行事が行なわれました。この田ノ神は享保16年9月8日(1731年)に建立されたもので、通常、笠冠布型と称し、台に団子と餅を彫刻、右手杓子、左手に摺小木を持った高さ147センチの堂々とした田ノ神です。県下では19番目に古い民俗資料として昭和43年12月県文化財の萱指定を受けました。」

南大隅町教育委員会
7年半ぶりの訪問

健在

側面

側面

享保十六辛亥(1731)
10.鬼丸神社仁王像へ