三条八幡神社 御由緒
「創建年月日は詳らかではない。
明治十二年に県庁へ提出された『神社明細書』には、
『当神社は八幡宮≠ニも称し、旧三条村の氏神として古来よりの鎮守なり。古伝に行基菩薩建立と伝えられる法恩寺の守護神として勧請に掛かるという。元禄五年(1691)の寺社吟味帳には『社名建物敷地を載せ出来年暦知不申と書上らる。』
と記載されている。
三条の地は、元徳二年(一三三〇)頃、五位源吾兵衛という人物が開拓し地名の謂れは、京都の三条の町名とも条里制の三条ともいわれる。
江戸期の摂津国兎原郡三条村は初め天領であったが、元和三年(一六一八)に尼崎藩領になり、石高はニ〇〇石余であった。」 |