連休最終日、少し時間をかけて井路を探索してみました。 有名な明正井路は、竹田市入田出合で緒方川の水を取水し、緒方町と清川村を灌漑する水路です。水路橋あり、随道ありで、下流まで延々と続いています。それも現在でも有益に利用されています。その経済効果は莫大なものだろうな、と思いつつ探索しました。 第一号石拱橋は、6連の石造アーチ橋で、竹田市から高千穂方面へ続く県道8号線を跨いでいるため、最もよく知られています。 今回はその明正井路の下流、緒方町で比較的探しやすいだろうと思われるところを探してみましたが、2号橋では、恥ずかしい失敗をしでかしました。 広域農道から見当をつけ、運良くたどり着いたのですが、近くの方に道を尋ね1号橋に向かうのに、県道側から回り込んで来ました。すると、そこには見事な3連アーチ橋が出現しました。さっきの2号橋と良く似たロケーションだなー、と思いつつ上流側に向かい、シャッターを押し続けました。 ようやく気づきました、これは確かに2号橋です。下流側から回り込んで来たのに、全く気づかなかったのです。 畑仕事をしている方に場所を尋ねましたら、「明正の人ですか?」と聞かれました。話を伺いますと、明正井路の管理組織は今でもあるそうです。考えてみれば当然のことですね。 新規18基、合計659基となりました。 |