石橋巡り
(2004年6月12日)



1.西米良村〜湯前町〜あさぎり町〜相良村〜山江村
(石内谷橋・下町橋・古町橋・大正橋・橋谷橋・森下橋)


2.人吉市〜球磨村

3.芦北町〜田浦町〜人吉市南東部

4.道中で見たもの



石内谷(いしうちだに)橋 児湯郡西米良村大字横野字大河内 


国道219号線、横野大橋から北へ1.7Km。
林道石内谷線の起点の場所、国道の道路下に半分埋もれています。




下町(したまち)橋 球磨郡湯前町下城 
湯前町指定文化財

橋長:17.0m
橋幅:3.4m
径間:11.0m
拱矢:m
架設:明治39年

通りがかりの方に場所を尋ねました。
「そこの角を曲がったところにあるばい・・・」
有名な方言を耳にしました。

 「この石橋は都川に架かる、橋長17mのアーチ式]橋です。橋の名前は下城と古町をむすぶのでこの名があります。
近くにあった権現社にちなみ「ごんげんばし」という人もあります。
今も残る親柱には「下町口」「明治三十九口」「志多まちはし」とあり、明治39年のしゅん工です。親柱のきごうは林占蔵氏です。施工した石工にちぃては、よくわかっていませんが、八代郡の種山の人々がきたのではといわれています。
周囲の自然環境と調和がとれていて、美しい景観をかたちづくっています。下流に古町橋もあります。」
湯前町教育委員会

国道219号線、湯前町上染田で国道388号線へ。
800m北進、消防格納庫手前、栄立寺入口看板より左折、150m先に架かっています。




古町橋 球磨郡湯前町 古町

橋長:13.0m
橋幅:4.4m
径間:11.0m
拱矢:m
架設:昭和2年

この橋の場所は、古町の方に尋ねてもわからなかった。
みんな、下町橋は知っているが、古町橋が石橋だとはご存知ないみたいです。上部からは、まず石橋だとは判りません。

下町橋を渡り、130m先を右折、更に140m先を右折、70m先に架かっています。




大正橋 球磨郡あさぎり町鷺巣
町指定有形文化財

橋長:21.0m
橋幅:4.2m
径間:6.6m
拱矢:2.6m
架設:大正2年

 「この橋は、大正2年(1913)四浦往還(県道相良免田線)の改修の時に建造されたもので、石工は相良村の石本豊吉氏である。全長21m、スパン6m、輪石が23個の単一アーチ橋で、昭和61年に熊本県から深田村に移管された。」
あさぎり町教育委員会

あさぎり町役場付近から県道48号線へ。
2.6Km先椎谷橋から上流に見える。




橋谷(はしたに)橋 球磨郡相良村(役場敷地内)

橋長:4.0m
橋幅:2.3m
径間:3.84m
拱矢:1.86m
架設:明治末期


 「この石橋は 明治末期 深水松葉の石工 石本豊吉の手によって作られたもので本村に現存する唯一のアーチ式石橋である。
 もともとこの石橋は、村道永江〜瀬馳線の橋谷川に架設されていたものであるが昭和58年度村道改良事業に伴い、現在地へそのままの姿・形で移転復元したものである。 尚、石本豊吉会心の作といわれる「大正橋」は、今も深田村鷺巣の銅山川でその雄姿を見ることができる。」

相良村教育委員会


相良村役場の西側敷地内にある。







森下(もりのした)橋 球磨郡山江村大字山田丁西川内

橋長:7.0m
橋幅:4.3m
径間:2.84m
拱矢:1.46m
架設:昭和16年(1941)

県道162号線、山江村役場より250m北上。
左手農協倉庫の方へ分岐、1.7Km先分岐を右へ。
150m先に架かっています。




2.人吉市〜球磨村へ