石橋巡り
(2004年6月12日)



4.道中で見たもの




1.西米良村〜湯前町〜あさぎり町〜相良村〜山江村

2.人吉市〜球磨村

3.芦北町〜田浦町〜人吉市南東部



糸郷谷橋 西都市古仏所

一ツ瀬川(一ツ瀬ダム湖)




戸崎橋 西都市古仏所

一ツ瀬ダム湖




米良大橋 西都市古仏所

銀鏡川(一ツ瀬ダム湖)



米良稲荷橋 児湯郡西米良村児童原

一ツ瀬川(一ツ瀬ダム湖)
かりこぼーず大橋 西米良村
一ツ瀬川

・この橋は」、宮崎県産スギ材の需要拡大等を目的として、ふるさと林道緊急整備事業により、平成12〜14年度に架けられた木造車道橋です。
・この橋の特徴は、先人のたゆみない努力により育てられた樹齢約50年生の県産スギを集成材に加工し、橋の構造用材としてふんだんに活用しています。
・橋の形状は、地元の名峰、米良三山(市房山、石堂山、天包山)をイメージして、山形のキングポストトラスが3連に並び、橋長および最大支間長が日本一の世界最大級の木造車道橋です。

西米良村




双子キャンプ場入り口 西米良村

一ツ瀬川
鮎釣りが盛んです

一ツ瀬川 西米良村村所




下町橋近くの酒蔵 球磨郡湯前町下城




球磨郡多良木町 太田家住宅付近の石塔




太田家住宅
国指定 重文

多良木町大字多良木中仁原
 「太田家は、かつて相良家の家臣として人吉に住んだが、後に多良木町に移り農業と酒造業を営んだと伝えられる。
 建築年代は、形式、手法から見て19世紀中頃(江戸時代末期)の建築であろう。建物は寄棟造り、茅葺の屋根を2カ所折り曲げ、前後に突出部のある曲屋風の外観を持っている。「ざしき」「あらけ」の部分と「だいどころ」「土間」の部分の棟と平行にし、前後にずらし「なんど」の部分もつないでできた寄棟造から発展した型の一つと推察される。構造は上、下屋の別はなく、さしもの梁は太いが柱は細いものを使ってあり、小屋は扠首と棟束の併用、壁は板壁であり、屋根を折り曲げた型の民家のうちでは発達した形態を示し、人吉球磨地方の鈎屋の民家を代表するものとして指定されている。」








古見院の庚申塔

「古見院の庚申塔は、江戸時代前期の明暦3年(1657)に建立されており、村内の所在する庚申塔48基の中で最も古いことから、相良村の庚申信仰の始まりとみられ貴重である。」
相良村教育委員会
相良村文化財保護委員会



赤坂家石倉
国登録有形文化財

所有者 赤坂りつ子
所在地 球磨郡山江村山田乙567
建築年 昭和4年(1929)5月 2階建て
概要 石材は加久藤溶結凝灰岩。小山田の円蔵山石切場から切り出す。家族で建築し、入口の上部に建築年「昭和四年五月落成、赤坂貞次・尚真、石工本村小田年一」、屋号は「赤・貞」と刻む。米など雑穀・種の保管として利用。




岩本家石倉

所有者 岩本利勝
所在地 球磨郡山江村山田乙571
建築年 昭和初年(戦後)1階建て
概要 石材は加久藤溶結凝灰岩。小山田の円蔵山石切場から切り出す。石屋は、一丸の池田貢氏が建設。屋号「岩」と刻む。米など雑穀・種の保管として利用。




深田家石倉

所有者 深田慶保
所在地 球磨郡山江村山田乙575
建築年 昭和初年(戦前)2階建て
概要 石材は加久藤溶結凝灰岩。小山田の円蔵山石切場から切り出す。屋号「深」「蓑」を刻む。米など雑穀の保管として利用。 




球磨地域農業協同組合第26号山江倉庫(山江倉庫2号)
国登録有形文化財

所有者 球磨地域農業協同組合
所在地 球磨郡山江村山田甲1416
建築年・面積 昭和16年(1941)4月8日、2階建て、間口18.6m、奥行き9.5m
概要 石材は加久藤溶結凝灰岩。山田大王神社裏の大王谷石切場から切り出す。




青井阿蘇神社

「球磨で名所は青井さんのご門」と唄われており本殿、幣殿、拝殿及び楼門は、国の重要文化財に指定されています。大同元年(806)の創建といわれていますが、現在の建物は、慶長18年(1612)相良藩主第20代相良長毎公が再建されたものです。全体の構造は鎌倉時代の様式ですが、手法は安土桃山時代の典型的な特徴をもっています。いたるところに彫刻があり、彩色され、金具には文様が彫られています。特に楼門の四隅には、それぞれ鬼面が彫り込まれ「人吉様式」と言われています。
 10月9日より3日間の大祭は、「おくんち祭」と呼ばれ、多くの参拝者で賑わいます。

熊本県





神瀬(こうのせ)の石灰岩洞窟
熊本県指定天然記念物

 「このあたりは、古生層(約5億年〜2億3千5百万年前の地層)が球磨川を横切るように分布し、その中にレンズ状に、あるいは帯状に石灰岩層がはさまれている。この洞窟は、このような石灰岩の中に開口した鍾乳洞である。
 間口45m、高さ17m、奥行70mで、奥にはすり鉢状の穴があり、穴の底は水をたたえて池になっており「御池」と呼ばれている。天井には多数の鍾乳石があり最長3m、石筍はわずかに見られるが石柱はない。
 天明3年(1783)のこの地を訪れた橘南?谿は「西遊記」の中で、この洞窟には一足鳥と呼ばれる小鳥が数百羽住んでおり、これを捕えると災害や疫病が流行するといって地元で大切にしているという話を記録している。この一足鳥とはイワツバメのことで、ここで越冬するので有名である。
 洞窟内の神社は熊野座神社で、伊邪那美命(いざなみのみこと)、速玉男命(はやたまのおのみこと)、事解男命(よもつのことがおのみこと)が祀られている。」

熊本県教育委員会





藤崎家住宅
国登録有形文化財

田浦町 橋本眼鏡橋付近




夏に向けて、今日は4匹の蛇に出会いました。そのうち3匹を紹介します。
古仏頂の石橋に棲みついているみたいです。


瀬戸橋近くにいた真っ黒い蛇、足が速かった。





橋本眼鏡橋の横の石垣に居て、驚かされました。


西米良村〜人吉市のトップページへ