石橋巡り
(2004年6月12日)

3.芦北町〜田浦町〜人吉市南東
(中園橋・梅木鶴橋・瀬戸橋・橋本橋・橋本眼鏡橋・門口眼鏡橋・下田代の眼鏡橋・柴笠の眼鏡橋)



1.西米良村〜湯前町〜あさぎり町〜相良村〜山江村

2.人吉市〜球磨村

4.道中で見たもの



中園橋 葦北郡芦北町大字大野字中園

橋長:5.6m
橋幅:1.6m
径間:3.8m
拱矢:1.7m
架設:天保5年(1835)
石工:岩永三五郎(推定)

水路橋ですが、現在では使われていません。
近くの犬が放し飼いなので、ゆっくりできません。

国道3号線湯浦駅前から南進。
湯浦中学校前GSのところから左折、踏切を渡り県道270号線へ右折。道なりに4.8km進むと左手に丸米小学校、更に7.7Km進むと大野小学校前の三叉路へ出る。
県道331号線方面へ右折、1Km先、中園バス停より小道を右折、50m先現橋の一段下に架かっています。




梅木鶴(うめのきつる)橋 芦北町大字丸山

橋長:11.3m
橋幅:3.6m
径間:m
拱矢:m
架設:大正7年(1918)

中園橋から県道270号線へ引返し、丸米小学校から右折、500m先に架かっています。




瀬戸橋 芦北町大字丸山

橋長:13.6m
橋幅:3.3m
径間:m
拱矢:4.1m
架設:大正9年(1920)

梅木鶴橋を渡り600m先、左手に架かっています。




橋本橋 芦北町大字湯浦字橋本

橋長:4.9m
橋幅:1.8m
径間:3.5m
拱矢:1.8m
架設:明治21年(1888)

ここも2度目の挑戦で、たどり着きました。

国道3号線、湯浦駅のやや北、湯町交差点から西へ、100m先左折、250m先右折、すぐ左折。
650m先右折してすぐ橋が架かっていますが、そのすぐ下流に架かっています。




橋本眼鏡橋 葦北郡田浦町大字田浦

橋長:10.0m
橋幅:3.8m
径間:8.8m
拱矢:m
架設:江戸末期
石工:種山組(推定)

 「この橋は、門口眼鏡橋と同じく、幕末に種山石工が中心となって作ったものと考えられているもので、町内では最大の石橋である。
形状
長さ 10.0m
高さ 3.3m
径間 8.8m
幅  3.8m
 この橋は、先人の残した貴重な文化遺産です。次のことを守り大切に保存しましょう。
一.危ないので、橋の上では遊ばない。
一.橋の上に物品を放置しない。
一.橋を勝手にいじらない。」

田浦町教育委員会

国道3号線田浦町役場より200m北進、右折。
230m先左折、560m先右手に架かっています。




門口(もんぐち)眼鏡橋 田浦町大字田浦

橋長:9.7m
橋幅:3.6m
径間:8.0m
拱矢:m
架設:江戸末期
石工:種山組(推定)

 「この橋は、橋本眼鏡橋と同じく幕末に田浦手永の会所と檜前屋(総庄屋)の菩提寺(空寂院)に通じる眼鏡橋として架けられたもので、肥後の著名な石工として知られる種山(現在の八代郡東陽村)石工が中心となって作ったものと考えられている。
 種山石工の中には、岩永三五郎や橋本勘五朗等の名工がおり、代表的な作品として通潤橋(矢部町)西田橋(鹿児島)二重橋(東京)などがある。
形状
長さ 9.7m
高さ 3.9m
径間 8.0m
幅  3.6m」

田浦町教育委員会

橋本眼鏡橋より200m上流に架かっています。




下田代の石橋 人吉市下田代町

橋長:3.7m
橋幅:2.5m
径間:2.4m
拱矢:1.3m
架設:江戸末期(推定)


田代地区は上田代地区、下田代地区に分かれています。
最初上田代地区で場所を尋ねたら、以前は石橋があったが、架け替えられた、と言われました。
下田代地区で訪ねたら、以前は沢山あったが、やはり架け替えられたそうです。
写真では、ガードレールが建てられている側は、コンクリートで完全にふさがれていて、この水路は現在は利用されていません。
石橋は埋もれかかっています。

人吉市から国道219号線を東進、国道221号線へ右折。
2.4Km南進、下田代方面へ左折。
400m先、小さな橋を渡り左折、小川を左に見ながら田んぼの中の小道を120m先右折、50m先に架かっています。




柴笠(しばがさ)の眼鏡橋 人吉市大畑町字柴笠

橋長:m
橋幅:m
径間:m
拱矢:m

国道221号線、大畑交差点から4.4Km南進、現常磐橋の下の廃道にひっそりと架かっています。
常磐橋の北側に国道と分岐して旧道があるが、ここではありません。




4.道中で見たものへ