44.地蔵伝の石造物群 2013.10.14 1.志手山神社青面金剛 2.上町北野神社 3.徳間貴船神社青面金剛 4.宮の本貴船神社北東橋 5.宮の本貴船神社青面金剛 6.鼎正一位稲荷大明神青面金剛 7.安東翁碑前橋 8.佐野の庚申塔 9.梅遊寺門前橋 10.梅遊寺仁王像 11.梅遊寺青面金剛 12.梅遊寺板碑 13.両子寺仁王像 14.両子寺歌碑前橋 15.両子寺山門前橋1 16.両子寺山門前橋2 17.両子寺山門先橋1 18.両子寺山門先橋2 19.両子寺入口小橋 20.両子寺水子地蔵菩薩横橋 21.両子寺青面金剛 22.両子寺護摩堂前仁王像 23.両子寺道祖神 24.両子寺仁王像2 25.薬師平の青面金剛1 26.薬師平の青面金剛2 27.城の青面金剛 28.毘沙門天堂の青面金剛 29.成吉大山祇神社 30.円明寺 31.西念寺庭園橋1 32.西念寺庭園橋2 33.三浦梅園旧宅 34.西福寺青面金剛 35.西福寺国東塔 36.両子歳大明神宮仁王像 37.護聖寺参道橋 38.護聖寺青面金剛 39.護聖寺石殿 40.護聖寺境内橋 41.護聖寺宝篋印塔 42.護聖寺一石五輪塔 43.護聖寺板碑 44.地蔵伝の石造仏群 45.久末の青面金剛 46.簗瀬の青面金剛 |
|
国東市安岐町朝来 久末 |
![]() |
下の川地蔵伝の石造物群 「この場所にはお堂があって住民もお祈りのため集まっていたが、昭和十六年(1941)秋の水害で流されてしまった。 『信仰動鬼神』(信仰は神をも動かす)と題のある大正工年(1922)の石碑には、お堂の建設費を奉納した人名が刻されている。 頭に青銅の笠をかぶったお地蔵さんは、台座に『天明改元』(1781)『石書経王』と刻され、地下にお経を墨書した小石が奉納されでいると思われる。伝承では、逃げてきた武士がここで追っ手に切り殺されたので供養するため、または水難による死者をとむらうためのお地蔵さんと言われ、地面からの高さも3メートルをこえている。 観音の石祠(石のほこら)も二基ならんでいる。大きいほうの屋根は宝珠をのトップページへ乗せ、唐破風(からはふ・前面の装飾性の高いひさし)には朱の彩色がほどこされた優品である。右側面に『文政七甲申年(1819)二月吉日』の年記、裏側に『名主 稙田廉介』の名および『施主』の両側に『田達』と『伊兵衛』の姓名、左側面にも観音の名号などが刻されている。 もっとも北側に立つのは庚申塔で、昭和十年代の町道拡張工事のさい朝来小学校の近くから、この場所に移設したとのこと。碑面の風化がはげしいが『寶永庚申」(1710)の年記ならびに、邪鬼をふむ金剛像・ニワトリ・サルなどの彫刻を認めた研究家もいる。 一歩さがった位置に立つ六角の石憧(せきどう)も六地蔵を彫った龕(がん)を乗せた古い石造物である。これら数点はもと周辺のあぜ道にあったが、近年の圃場整備にともないこの場所に集め、計8点が並んでいる。」 安岐町大字朝来 久末石造保存会 田辺貴久夫 宮本慎二 牧野英機 牧野文則 田辺康行 田辺征雄 |
|
![]() |
|
県道405号線を走行中、西側の朝来野川右岸に石造物群が見えました |
|
![]() |
|
青銅の笠をかぶった巨大なお地蔵さん、天明改元(1781) |
|
![]() |
|
石造地蔵菩薩坐像 |
|
![]() |
|
石造地蔵菩薩坐像 |
|
![]() |
|
六角石幢 45.久末の青面金剛へ |