石橋巡り
(2004年5月3日)

1.宇目町〜三重町〜清川村
(田代橋・白田橋・御泊橋・障子岩橋・植松橋・轟橋・出合橋・清水橋・宇田枝井路2号橋・岩上橋・天然橋)



2.緒方町

3.道中で見たもの



田代橋 南海部郡宇目町大字小野市 田代

橋長:38.0m
橋幅:4.9m
径間:20.0m
拱矢:10.0m
架設:明治41年

水位が気にかかるところでしたが、かなり減っています。
緑も随分と濃くなってきました。

国道326号線、道の駅宇目から北へ3.2Km右折、400m先現橋から北に見える。








右岸側より撮影





白田橋 宇目町大字木浦内

西山川
橋長:14.0m
橋幅:4.5m
径間:8.6m
架橋:昭和3年

橋の上部はすっかり新しくなっていて、架け替えられたものとがっかりしました。
念のため下へ降りてみると健在でした。

国道326号線、道の駅宇目から北へ5Km、旧国道326号線へ左折、1.1Km先県道6号線へ右折。5.2Km先、県道613号線へ右折、2.7Km先に架かっています。





御泊橋 宇目町大字木浦内

西山川
橋長:20.0m
橋幅:3.0m
径間:20.0m
架橋:昭和11年
傾山登山道の上り口、御泊地区にある。左上には頃山登山簡易宿泊所がある。
心も澄み渡るような清流です。

白田橋より西へ1.6Km先、左手に架かっています。





障子岩(しょうじいわ)橋 三重町久部

橋長:23m
橋幅:3.6m
径間:20.2m
拱矢:4.3m
架設:大正12年

宇目町から県道45号線、梅津越を通って三重町に出ました。距離は10Km弱ですが、なにしろ曲がりくねった山道ですので、時間はかかりました。

県道45号線と県道688号線の分岐より県道688号線へすぐ左に郵便局。県道と平行して架かっています。






植松橋 大野郡三重町大白谷

中津無礼川
橋長:16.0m
橋幅:2.6m
径間:12.5m
拱矢:5.6m
架橋:昭和2年


ここも清流が美しい。

障子岩橋より県道688号線を南西へ4.1Km右手に架かっています。






出合橋の下から
轟橋 清川村左右知地区

奥獄川
橋長:68.5m
径間: 左:32.18m 右:26.5m
架橋:昭和9年(1934)

三重町から県道688号線経由で清川村に出ました。道を間違えて清水橋のところに出てしまいました。
出合橋の下からのアングルです。本当は川の中央から2つの橋が納まるアングルが欲しかったのですが、長靴を脱ぎ、ズボンを脱いで水につかり、川の対岸を目指しましたが、水のなんと冷たいこと、1〜2分で足が凍えてしまい、すぐ引返しました。
出合橋では、アマチュアカメラマンの方と出会いました。天気が雨だと聞いて、別府から駆けつけて来られたそうです。川床の石ころや、右岸側の岩肌は雨に濡れた状態が一番いいそうです。
この前行き着けなかった六峰街道のあけぼのつつじの写真や、マル秘の場所の雲海の写真とか沢山見せて頂きました。




出合橋 清川村左右知

奥獄川
橋長:32.3m
径間:29.3m
完成:大正14年(1925)









清水橋 清川村大字左右知

奥獄川
橋長:43.5m
橋幅:3.4m 
拱矢:6.0m

架橋:昭和13年(1938)7月

ここも素晴らしい水の青さです。

轟橋より約500m南進、県道688号線へ左折、約4km左手。
宇田枝井路2号橋 清川村左右地

井路
橋長:7.5m
橋幅:2.0m
径間:3.3m
拱矢:2.0m
架橋:江戸末〜明治初

標柱のおかげでようやくたどり着けました。2連アーチです。
他の井路橋は山の中にあるはずですので、探しましたがあきらめました。

轟橋より町道を南進し、県道688号線へ左折、約3Km先右手、右手に「深谷橋」の標柱あり。

後日、大分県の岡崎文雄様よりご指摘あり。
この「深谷橋」の標柱のところから入ったすぐ右手に架かるこの橋は、実は「宇田枝井路2号橋」だそうです。
深谷橋はもっと奥にあるそうです。




上流に向けて
下流に向けて

似たようなふたつの橋です
岩上橋 清川村宇田枝

奥獄川
橋長:26.0m
橋幅: 2.8m
径間:26.08m
完成:大正8年(1919)

天然橋より300m東進し、右折。約1Km先右折、奥獄川を渡るとき、左手に見えます。
天然橋 清川村宇田枝

奥獄川
橋長:15.0m
橋幅:3.0m
径間:15.0
拱矢:6.0m
完成:大正10年

国道502号線「道の駅きよかわ」より県道45号線に約2Km。清川中学校の左手先。
道の駅に観光パンフレットが置いてあり、石橋の地図も掲載してあります。




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