石橋巡り
（2004年3月13日）
1.山之口町〜松山町
（桂ヶ谷水路橋・松山橋・山角橋・松尾橋・中西橋・縄手添橋・畑川橋・
井出口橋・第二古渡橋・田之崎橋・島巡橋・中村橋・桃木橋）
2.志布志町〜有明町
3.道中で見たもの
石橋の奥にはトンネルが見えます
水路橋の北側には日豊線をくぐるトンネルが抜ける
宮崎県北諸県郡山之口町
径間：5.5m
拱矢：3.3m
天端幅：1.5m
形状は古大内水路橋とほぼ同じです。こちらの橋も川に対して斜めに架かっているため、石をずらして組んであり、石の橋に段が出来ています。
この橋を通って、古大内水路橋に水路が通じていたのでしょう。古大内水路橋の手前には広い沢があり、ここで水路が分断されているかと思ったら、サイフォン式でつながっていました。
大田尾川
橋長：27.1m
橋幅：4.0m
径間：10.0m
拱矢：6.0m
架橋：大正3年(1928)
現役の橋で、上流の現橋が工事中のため、ひっきりなしに車が通っていました。
大隅町岩川八合原交差点より、県道110号線を約3.3Km西進、松山駅前バス停を右折300m先。
山角川
橋長：5.63m
橋幅：7.25m
径間：3.03m
拱矢：1.45m
架橋：不明
2度通り過ぎました、まさかこれとは。下に降りて覗き込まなければ分かりません。
松山橋より県道110号線に戻り、約200m西進、県道109号線へ左折400m先松山城址入口を左折、150m先に架かっています。
松尾川
橋長：14.3m
橋幅：6.33m
径間：10.89m
拱矢：5.41m
架橋：明治35年(1902)
山角橋より県道110号線に戻り、約280m東進、役場の先を左折、すぐ架かっている。
松尾川
橋長：19.1m
橋幅：5.7m
径間：4.3m
拱矢：1.8m
架橋：昭和4年(1929)
田んぼの中に静かに溶け込んだ現役の橋です。
左の奥には建設中の高速道路が見えます。
松尾橋から県道110号線に戻り、800m東進、工事中の高速道路をくぐる手前を左折、900m先左手に架かっています。
山角川
橋長：7.2m
橋幅：4.4m
径間：3.7m
拱矢：2.4m
架橋：大正12年(1923)
中西橋より県道110号線に戻り、東へ2.9Km先秦野バス停を左折、すぐ架かっている。
尾野見川
橋長：8.6m
橋幅：4.9m
径間：7.25m
拱矢：3.56m
架橋：昭和10年(1935)
縄手橋より県道110号線を東へ1.5Km、分岐を左へ（右は県道499号線）900m先左折、すぐ架かっている。
宮下川
橋長：6.95m
橋幅：3.65m
径間：4.55m
拱矢：1.65m
架橋：大正4年(1915)
ちょっと分かりづらいかも知れませんが、右手の椿の木には花がたくさんついています。
畑川橋より県道110号線に戻り、さらに東へ600m先左折、70m右手に架かっています。
山角川
橋長：17.0m
橋幅：3.8m
径間：10.5m
拱矢：5.5m
架橋：昭和15年(1940)
井出口橋より県道110号線に戻り、さらに県道499号線へ戻る。県道499号線を東へ1Km、尾野見小学校方面へ左折、600m先を鋭角に右折下ったところを左折すぐ。
尾野見川
橋長：10.44m
橋幅：7.55m
径間：7.19m
拱矢：4.6m
架橋：大正5年(1916)
旧道に架かっていますが、現在では使われていません。
藪に覆われていて、これが精一杯の撮影です。
第二古渡橋より県道４９９号線へ戻り、約1Km南、左手旧道に架かっています。
山角川
橋長：13.6m
橋幅：4.3m
径間：8.1m
拱矢：5.0m
架橋：大正14年(1925)
これも現役バリバリの橋です。
田之崎橋より南へ500m、中村入口バス停を右折、200m先に架かっています。
尾野見川
橋長：12.1m
橋幅：5.64m
径間：10.1m
拱矢：4.53m
架橋：大正2年(1913)
島巡橋よりさらに西へ700m、左手に架かっています。
尾野見川
橋長：16.5m
橋幅：4.0m
径間：11.9m
拱矢：6.5m
架橋：大正14年(1925)
現橋に役目を譲り、廃橋です。
右岸下流側は、壁石が崩壊しています。
中村橋より800m西左折、現橋と平行に架かっています。