内山田の鼻んす 2009.03.20 |
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霧島市隼人町内山田1720 |
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内山田の鼻んす 霧島市指定文化財 記念物 史跡 「内山田の“鼻んす”は丘に開けられた二連の隧道(トンネル)で、今から約二百五十年前に、用水路を通すために造られたものです。用水路は、“宮内原用水”といい、用水の取水ロは、天降川上流の水天渕にあります。 用水路のエ事は、江戸時代の正徳元年(一七一一)から正徳六年(一七二八)にかけて行われました。工事の目的は、人工の水路を造り、天降川の水を引き、国分千野の原野を水田に変えるためでした。それで地元では用水路を“新田川”と呼びます。 このトンネルの形が、鼻の穴に似ているために、地元の人は“鼻んす”と呼んでいます。鼻んすは、ニ連アーチ型の工法を採り、トンネルがくずれるのを防いでいるのです。鼻んすは、江戸時代の土木工事の技術・工法を知る上で非常に貴重な遺産です。 平成十四年に道路が通り、一部削られましたが、消滅をまぬがれました。この遺産を今後も大切に守り伝えていきよしょう。」 霧島市教育委員会 |
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直接的でなんとも素敵な名前です |
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北側 |