55.附嘱寺庭園橋
2013.05.05
1.肱南の石橋 2.和田の石橋 3.和田小学校跡の石橋 4.柳瀬の石橋 5.新田八幡神社 6.臼杵の石橋 7.総津の石橋 8.麻生三島神社参道橋 9.大宮八幡前橋 10.上野町の石橋 11.椿神社東の石橋1 12.椿神社東の石橋2 13.長建寺池泉庭園南橋 14.長建寺池泉庭園北橋 15.浄土寺大師堂前橋 16.牛渕の石橋 17.堀池の石橋 18.田窪の石橋 19.宇氣洲神社参道橋 20.横河原の石橋 21.川上神社参道橋 22.下之町の石橋 23.町西の石橋1 24.町西の石橋2 25.北方南方境の石橋 26.喜多留見神社参道橋 27.長野厳島神社参道橋 28.長野厳島神社南の石橋 29.北田野の石橋 30.願成寺門前橋 31.浄明寺門前橋 32.綾延神社参道橋 33.田野上方三嶋神社参道橋 34.田野上方三嶋神社池南橋 35.田野上方三嶋神社池北橋 36.田野上方の石橋 37.前神寺浄土橋 38.前神寺弁財天前橋 39.土居構跡前橋 40.保国寺庭園の石橋1 41.保国寺庭園の石橋2 42.保国寺南橋 43.古茂里神社池橋 44.古茂里神社参道橋 45.伊曽乃神社参道脇橋 46.眞導寺東橋 47.大太刀君神社前橋 48.今治城西橋 49.吉田屋染物店前橋 50.南日吉町の石橋 51.長願墓地前橋1 52.長願寺墓地前橋2 53.郷三島神社池橋 54.浄土寺門前橋 55.附嘱寺庭園橋
橋長：1.1m
橋幅：0.6m
単径間桁橋
「当寺は郷の八ツ目にあり真言宗醍醐派で、寺伝によると来島城主が立花の里で鷹狩をした時、鷹が迷って郷村の庄屋宅に降りたところ下女が誤ってこれを殺してしまった。怒った城主はその娘に死罪を命じたが、日頃信仰する地蔵の加護により役人のふりおろす刀は娘の抱いた尊像を傷つけただけであったといわれる。この地蔵は行基の作と伝えられ感動した来島信濃守は天文十七年（1548）に一堂を建ててこの地蔵尊を安置し来島山地蔵院附嘱寺と号しそれから同家の祈願寺となった。
当寺は創建以来修理四回今治市では東禅寺本堂と並ぶ古い建物であったが昭和五年（1930）惜しくも焼失した。しかし地蔵尊の胎内沸は銅製宝筒に納まっていたため助かり、京の仏師の手で現在の本尊に刻まれた。境内には鐘楼、阿弥陀堂、大師堂等あり、本堂の一部が池の上に建つのは珍しい。近郷では、郷のお地蔵さんとして尊ばれています。」
5月5日のトップページへ