宝来橋
「柳井津と古開作をつなぐこの橋は、柳井川で一番歴史の古い橋で、延宝二年(1674)ごろかけられ江戸時代は柳井津経済の中心地としてにぎわいました。この橋は、明治十四年(1881)に石橋になりますが、その親柱四本とらんかんの一部などが、市内各所で大切に保存されています。
今は仮橋ですが、かけ替えのときには昔なつかしい面影を残した石橋にしたいものです。この付近の左岸の石垣は、享和三年(1803)ごろの築造で、商品を舟から積みおろすのに使った石段(がんき)と共に、昔がしのばれます。」
柳井市商工観光課 |