山口藩庁門前橋
2007.01.03

山口市滝町


旧山口藩庁門一棟 県指定有形文化財
「この門は、元治元年(1864)時の藩主、毛利敬親が、藩政の本拠地を萩から山口へ移すため建設した山口政事堂の表門として築造されたものと言われています。
 築造当時は、幕末の動乱期にあたり、高杉晋作、桂小五郎、伊藤博文等の藩士が足早にこの門を往来したことと思われます。
 門の構造は、切妻造・本瓦葺の薬医門であり、主材はけやきと松を用い、木割は太く豪快で、いかにも城門らしい風格を残しています。
 明治4年(1871)の廃藩置県までは、藩庁門として使用され、その後は山口県庁正門として、さらに、新県庁舎(現県政資料館・国指定重要文化財)が完成した大正5年(1916)からは、西口の門として利用され、現在に至っています。」
山口県
山口県教育委員会
藩庁門前にきれいな石橋

奥が藩庁門

内部はコンクリートのようです