石造庚申塔
2008.04.26

山口市秋穂西




山口市指定有形文化財
石造庚申塔
「“庚申”の夜は“三尸虫”が寝た体から出た天帝にその人の罪過を告げる。そのため、この夜は“庚申講”など仲間が集まって夜通し昔話や世間話をして夜を胡かす。
 この石塔は花崗岩製で、笠があり、台石の上に立つ。塔身の正面を舟形に彫りくぼめ、邪鬼を踏まえた青面金剛像を薄肉彫りする。
 上方に日月、下方に三猿、雌雄の鶏が彫られている
 石像の右端に“元録五庚猿年華摘各中逆修”とある。
総高160cm 塔身正面幅55.5cm 側面幅26cm 高さ125cmである。
 県下最古の刻銘のある庚申碑で、貴重な民俗資料である。」

山口市教育委員
正八幡宮の東端にあります

摩耗が激しいようです