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瑞松庵太鼓橋
2009.09.12

宇部市大字船木

橋長:2.6m
橋幅:1.0m
単径間円弧桁橋
架設:天保7年(1836)




祝融山瑞松庵
「瑞松庵は禅宗のうち、曹洞宗本山永平寺(開宗道元)に属する名刹である。応永十八年(1411)山口市小鯖の鳴滝泰雲寺(旧名閑雲寺)の憎、定庵禅師がこの地に庵を開き、当時海内に名僧の誉の高い師の石屋真梁禅師を迎えて開山としたのがこの寺のはじまりである。
 祝融の名はこの山が唐の祝融峰によく似ているところから山号としたものである。
 開山石屋禅師、二世定庵禅師(事実上の開山)四世守邦和尚はいずれも薩摩の人で特に守邦和尚は七代島津元久の嫡子で薩摩藩とは実に縁が深い。山門に丸十の紋があるのはそのためである。
 以来、大内や毛利氏の手厚い保護を受け今日にいたり貴重な古文書が多数保管されている。
 この寺はまれに見る自然美に恵まれ、訪れる人々が多く境内には県下女子教育の先がけをなした毛利勅子女史の招魂碑、幕未の社会事業家千林尼の顕彰碑をはじめ朝陽館学頭、市川玄伯の墓、戦国末期の悲運の将、内藤元盛一族の墓などがある。」

宇部市教育委員会
市指定有形文化財
船木勘場の門

上から

庭園に石橋が架かっています

側面

奥から

上から

親柱