宗隣寺
「宗隣寺は、777年(宝亀8年)唐より来朝した為光和尚によって松江山普済寺が創建されたと伝えられています。その後1670年(寛文10年)長州藩永代家老で宇部領主であった福原広俊(15代)が菩提寺として“宗隣寺”を再興した禅宗(臨済)の名刺です。
庭園は、本堂の北側にあり築山泉水庭で“龍心庭”と呼ばれ県下一の古庭園です。
池の浅瀬は干潟様、地中の8個の立石は夜泊石と称され、“東の毛越寺(平泉)と西の宗隣寺”のみに現存する鎌倉(南北朝)時代の遺構をのこす貴重な書院庭園です。平成10年に本堂(本尊無量素価)を再建、また中国観音霊場の第18番(本尊如意輪観音)札所であり、観音信仰の聖地として参詣をあつめています。」 |