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文殊堂除石橋
2011.06.11

大島郡周防大島町西三蒲(にしみがま)東畑(ひがしはた)

橋長:2.8m
橋幅:1.6m
単径間桁橋




文殊
「大同元年(806年)、弘法大師(空海上人)が唐から帰途、瀬戸で難航、三蒲流に上陸され、松尾寺奥の院のこの他に文殊菩薩の尊像を刻まれ本尊として当堂を建立されたといわれている。羅漢山の竜岩寺と石門にあるが、俗に文殊様と親しまれている。
 日本三大文殊は大和国(奈良県)阿部の文殊、丹後国(京都府)切戸の文殊そして周防国(山口県)この岩屋の文殊である。
 石門 門には羅漢山と梵字が刻まれている。
 岩屋 小カニを手のひらにおいて占う。
    十一面観音の石仏が安置(除病求福)
 除石橋 天保二年(1831年)
 石燈篭 安政五年(1858年)六年七年
 祭日 毎年三月二十五日 祈願祭一月二十五日
 “三人よれば文殊の知恵”という言葉があるように文殊菩薩は知恵の神様である。
学問や知識の“知”だけでなく、人間としての徳を高め精神を磨いて受けられる“智”をめざすべきである。
 そのためには仏様の無限の智恵を頂くよう御願いしておがむことである。
 境内にはイチョウ、ウラジロガシ、モミジ、セトウチギボ
 落葉を炊いて洒をあたためる仙人の詩境に心楽しめる境内舞台である。
 文殊山頂662mは伊予安芸周防三灘の眺望俯瞰は絶景である。」
県道106号線のどん詰まりまで向かいますが、第一の関門
直径15cmくらいの竹が倒れかかっており、なんとかナタで切って通りました

第二の関門、結構大きな倒木

何度も足で蹴って、どうにか通ることができました

ようやくたどり着いた文殊堂

前の池に石橋が架かっています

除石橋、天保二年

側面

羅漢山の竜岩寺、俗に文殊様