三隅山荘
(村田清風旧宅)
2009.10.25
長門市三隅下
国指定史跡
村田清風旧宅(三隅山荘)と村田清風記念館
「幕末長州藩の先駆者としてしられる村田清風(1783〜1855)は赤間関街道北道筋に近いこの地に萩藩士村田光賢の長男として生まれました。50年にもわたり5人の藩主に仕えた清風は、特に13代毛利敬親に登用され、天保の改革の中心人物として活躍しました。晩年には藩校明倫舘の再建につくすとともに、三隅山荘内には、私塾“尊聖堂”をつくり近隣の子弟の教育にあたるなど、人材育成に力をそそいでいます。」
三隅山荘を見学
五葉の松
「文政五年(1822)清風40才の頃、武蔵国高田八幡宮で購求した五葉の松の稚苗を移植したもの、その後明倫館再興掛として大いに尽くし諸規則改革等の事成るに及んで、記念して嘉永元年(1848)明倫館御殿に67才の頃寄贈しているものと同様である。
平成十二年(2000)一月末に降った豪雪のため、上部の枝、幹の大部分が折れる被害にあった。」