錦帯橋
2000.09.10

岩国市岩国1丁目−横山2丁目




名勝錦帯橋
「この橋は、延宝元年(1673年)時の藩主吉川広嘉公が錦川出水のたびに交通が途絶されるのを憂い大洪水にも流されない橋を架けて住民の苦難を救おうとして構築したもので、日本三奇橋のひとつとして名高いばかりでなく、木造の五連の橋としては、世界にもその類例がありません。300数年前機械器具の乏しい時代に木材をもって組み立て、しかもその橋台の築造や、橋台の崩壊を防ぐための河床固め工事等発達した現代土木工学の学理にも完全に一致していることは全く驚嘆に価するものがあります。
 長年秀麗な姿を誇っていたこの橋も昭和25年9月当地方を襲ったキジア台風により惜しくも流失しました。現在の橋は昭和28年3月1億2千万円の巨費を投じて再建されたもので、端の長さは橋面にそって210m、直線で193.3m幅5m橋台の高さ6.64mであります。
 なお、この錦帯橋は大正11年3月8日国の名勝としての指定を受け文化財保護法により保護保存されておりますので、これをこわし傷つけた者は処罰されますので、ご注意下さい。」
2000年9月10日撮影


約8年ぶりの訪問

下流側

拱頂部

下部

上部
以上 2008.04.27撮影