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枡築
らんかん橋
2006.04.09

山口県防府市大字佐野
山陽自動車道佐波川(さばがわ)SA下り線

橋長:3.3m
橋幅:1.8m





枡築(ますつき)らんかん橋
「三田尻浜(防府市)は、元禄12年(1699年)から入浜式塩田が築かれ、播州赤穂(兵庫県)につぐ全国屈指の塩の生産地でありました。
「枡築らんかん橋」は入浜式塩田が構築されたとき、枡築間の通路として入川に架せられた石橋で、二段の張り出し桁の上に橋桁をおく形式をとり、日本三奇橋に数えられる甲斐の猿橋を素型としたとも言われます。
 橋桁の総長3.3m、橋幅1.8m、中央部は、満潮でも上荷船の航行を妨げないよう高く造らせています。
 かつて、この石橋に木製の欄干が取り付けられており、「らんかん橋」と呼ばれていました。
 この橋は、大浜塩田の入川に9基かかっていたという。
 現在、残されている1基は、市の有形文化財に指定されています。
 なお、この橋は江泊塩田の入川に架せられていたものを移設したものです。
昭和62年12月」