堀川南蛮樋門
「この樋門は、熊川にある土手町南蛮樋門を見習って堀川に造られたと推定されています。
ロクロの心棒部分と板戸を縄で結び、鉄製ハンドルを主導で回転させ、板戸を上げ下げすることにより、海水の侵入を防ぎ内水を排除する仕組みになっています。
堀川南蛮樋門は、土手町南蛮樋門と共に海抜ゼロメートル地帯の住民の生産と生活を守る重要な役割を果たしてきました。
しかし、この下流に堀川排水機場が新たに設置されたことにより、永年にわたるその役割を終えました。その後、公共下水道整備のため解体することになりましたが、貴重な有形民族文化財として保存するため、平成5年ここに移築されました。」
平生町教育委員会
|