4,649
菊屋家庭園太鼓橋
2009.10.24

萩市大字呉服町1丁目

橋長:m
橋幅:m
単径間円弧桁橋




菊屋家庭園について
「今回特別公開される菊屋家庭園はおよそ四期にわたって作庭されたといわれています。
 一期は江戸時代以前に祖型となる庭が存在していて、それが二期である明治初期に、伊勢屋や武家屋敷、中間長屋を併合し、枯池式枯山水庭園として、中島を中心とした枯池、築山をもって作庭されたと考えられます。東南隅の奥の築山(野点席)や切石橋、自然石橋はこのときの作事であろうと見られています。
 二期は、大正時代になり、枯瀧と南庭を枯流れでつないだと考えられます。同時に南西部にある“将軍石”と呼ばれている三尊石組もこのときに組んでいると見られます。
 三期は、昭和9年に東伏見宮妃殿下を迎えるにあたって“新座敷”を新築しました。
 この普請に伴って“新座敷”からの眺めを重視した庭園構成へと修景されたようです。
東部の築山を整備して三尊石を組み、本庭の中心としました。このときに宗像家(瓦町)にあった太鼓橋を移して流れにかけたようです。」
残念ながら近づくことはできません

正面

側面