旧福原家書院

2006.07.16

萩市大字堀内




旧福原家書院 市指定有形文化財
「福原家は厚狭郡宇部(宇部市)に給領地(11,314石余)を持つ萩藩の永代家老として代々仕えてきた。この建物は三の丸(堀内)にあった萩屋敷内の書院で、明治15年(1882)に現在地に移築した。
 屋根は寄棟造り桟瓦葺き、桁行10.57m、梁間7.1mで北面に桟瓦葺きの庇をつけている。内部は上段10畳の桜の間と下段10畳の紅葉の間の二つの部分とし、典型的な書院造りとなっている。
 建築年代は天明年間(1781〜88)ごろと思われるが、当時の重臣の住居を知るうえで貴重な建物である。」
萩市教育委員会