嬉野大茶樹

2006.03.12

嬉野市嬉野町大字不動山





嬉野大茶樹 天然記念物
「茶はツバキ科に属する常緑の潅木で製茶用として く栽植されている
 10月頃白色5弁の花を開き果実には通常3個の種子がある
嬉野茶は1440年、唐人船が平戸に来て嬉野村皿屋敷谷(現在の皿屋谷)で陶器を作り又茶樹を栽培して自家用に供したのに始まる
降って16世紀の初め明人紅令民が南京釜を持参して唐製茶を試み好結果を得た
その後慶安年間(1648〜1651)肥前白石郷の吉村新兵衛当地に移住し山野を開墾し茶種を播いたのが嬉野茶の起こりであると伝えられている
この大茶樹は吉村新兵衛が播種したものが成育し残存したものであると伝えられ樹齢およそ330年と推定され茶の代表的巨樹として学術的価値が高いものである」

嬉野町教育委員会