美肌の神様豊玉姫神社縁起
「豊玉姫神社の歴史は古く、天正年間(1573〜92年)兵火のために焼失してしまいましたが、元和年間(1615〜24年)には社殿を再建し、藩主鍋島直澄の祈願所となりました。
以来、歴代藩主をはじめ、地元住民の尊崇を集めています。
豊玉姫様は海神の娘で、竜宮城の乙姫様としても有名であり、古来より水の神、海の神として、広く崇敬を集めております。
豊玉姫神社のお遣いは“なまず”です。嬉野川を支配し、郷の守りについていて、国に大難あるときには六尺の大なまずが現れて、神託を告げると語り伝えられています。この“なまず様”は古来より“肌の病”にご利益があるといわれています。豊玉姫様は乙姫様であり、その肌は美しく、嬉野の温泉の効能と相まって“美肌の神様”として、広く親しまれています。」 |