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蠣久天満宮参道橋

2007.10.08

佐賀市鍋島町大字蛎久

橋長:2.7m
橋幅:2.5m
2径間円弧桁橋




蠣久大神宮略記
「蠣久大神宮は、全国でただ一社、伊勢神宮より分霊をまつった社である。
 杉野隼人という神を敬う心の厚い人が、18歳から44歳までの26年間に春秋55回も、伊勢神宮に参拝し、国家安泰、万民安全を祈願した。前代未聞のその熱意に対して、五十鈴川の御神石を、神体とし、天文11年3月(1543)、神埼郡三田川町田手に分霊をまつった。天文の秘話に永禄8年3月(1566)伊勢神宮の神官竹市善右衛門が杉野宅を訪れ“西の方にもっと貿易など盛んな市があり、参詣者も多く御神徳を蒙らせたいと思うので移したらいかがだろう”ということで蠣久の方へ遷座されたという記録がある。
 佐賀藩祖、鍋島直茂は、老年まで男の子に縁がなかったので、蠣久大神宮に陽泰院と夫婦で月参りをし、満願の日に、初代藩主勝茂の誕生をみたといわれている。
 天正2年(1575)直茂は佐賀市に居城を築き、蠣久に住む町人・商人を現在の六座町・伊勢町に移住させた。蠣久天満宮・蠣久大神宮も移そうとしたが、神の心がかなわす、分霊を北面天満宮・伊勢神社にまつるようになった。」
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参道橋がありました、幸先良いスタートです

側面

下部

上部は危険防止のためか、コンクリートが打ってあります