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伊賀屋天満宮参道橋

2007.10.07

佐賀市兵庫町大字若宮 中野吉

橋長:2.2m
橋幅:2.2m
単径間桁橋
架設:明和元年(1764)




天満神社
通称伊賀屋天満宮
由緒
「近衛天皇の仁平元年(1151年)菅原道真の末孫牛島教正は養父郡古野と巨勢庄牛島村を領有し、牛島の地に館を構えた。この地方の祖神として所々に鎮護の神として祭らせ伊賀屋天満宮として鎮座させたと伝えられている。
 当社の創立の年月は詳かならざるも社殿・棟木に延宝八年(1680年)九月鍋島大和守藤原直氏再興とあり、同庇の下棟には奉再興、宝暦七年(1757年)鍋島山城守直章願主となって再興すると註記され、その創始はそれ以前であることは明確となっている。
 往昔より文教の祖神として、また農村と特殊の関係ある五穀豊穣・雨乞いの神として霊験著しきを以て巨勢郷各部落より参詣者多く、旱魃の際はご祭神を有明沖にお下し申し浮立を奉納して降雨を祈ることを例とした。領主山城守の尊崇も厚く、御供米・祭典費や社殿の修繕費等も寄進された。」

伊賀屋・中の吉・野中部落 氏子一同
JR長崎本線伊賀屋駅のすぐ西側

側面

親柱
明和元年


下部

上部