高伝寺

2007.08.25

佐賀市本庄町大字本庄




高伝寺
「当山は旧藩主鍋島家菩提寺で山号を恵日山といい曹洞禅宗開基は鍋島駿河守清房公(藩祖直茂の父君・剛意善金大居士)天文21年(1552)の創建・境内総地積一万余坪・本尊は、薬師如来・仏殿の西裏約六反歩にわたる龍造寺・鍋島両家の、御墓所に立ち並ぶ数百基に上る石燈籠、雄大な構築規模と結構な諸堂宇のたたずまいは、往時の藩政時代の雄図をしのばせるのに十分
 中世戦国時代から幕末期に於ける精神性は「武士道」に代表されるものであるが、当山に象徴される龍造寺、鍋島両家の伝統に支えられた「葉隠」は武士道思想の白眉として知られている
 陽春四月に公開される「釈迦堂御開扉法要」はこのような備前佐賀の歴史を彷彿とさせるものである
 同時に公開される、本邦最大を誇る大涅槃像(縦八間・15.4m、幅三間半8m)は三代綱茂公御寄進」

約1年半ぶりの訪問

観音堂
「高伝寺住職三十九世廬道石能大和尚が明治十七年四国三十三ヶ所の霊場を巡った際、各々の本尊仏を模刻させた仏像と各霊場の土を集めたものが祀ってある。」

織部燈籠
「別名キリシタン燈籠桃山時代の茶人古田織部が考案したものと言われ、天下に数少ない貴重品」