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太田神社参道橋
2007.08.25
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佐賀市諸富町大字大堂 太田
橋長:2.8m
橋幅:2.3m
桁6列
単径間桁橋
架設:明治36年
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太田の浮立 諸富町重要無形文化財 昭和六十三年指定
由来
「太田の浮立は、佐賀市及び佐賀郡を中心に伝承されている民俗芸能で踊り手の一人である“大太鼓打ち”のかぶる“天衝”と言う冠物から“天衝舞浮立”あるいは、創始者と伝えられる“玄蕃”の名をとって“玄蕃一流浮立”ともいわれる。伝承では、“堀江大明神(現佐賀市神野町)雨乞祈願に神官の山本玄蕃が創始したもの”あるいは、川副町の由来記“玄蕃一流奥博巻”によると“川副郷寺井津の住人玄蕃亮常が徐福上陸のとき当時中断していた浮立大神楽を再興し金立山に同行したもの”とも伝えられるが定かではない。天衝舞浮立は、神野系・市川系・七山系・川副系の四系統に分類され、太田の浮立は、川副系と見られる。
“浮立”とは本来、中世の舞踊の名称として「みやびやかな」の意味から「風流」と呼ばれ、華麗な装飾をして踊る意味に転じ、平安時代末(十二世紀末)から踊りながら囃子物や歌を伴って祭礼の行列に加わる事が全国的に流行した。その後、中央からこの名称は消えてしまったが、地方においては民俗芸能として伝承され、県内では面浮立・太鼓浮立・鍾浮立として現代に伝えている。」
諸富町教育委員会 |
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大堂神社から直線距離で1.3Km西です
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単径間桁橋が架かっています
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側面
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側面
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年号入りの親柱
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楼門から
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下部
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肥前の狛犬
重要文化財
「この狛犬は小型の石造であり、正面観は比較的に整えられているが、側面観は簡略化されている。極めて素朴な石造狛犬であり、一般に肥前狛犬と称されている特色ある狛犬である。江戸時代後期の作と推定される。」
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台座には昭和七年四月と刻んであるのが気になります |