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神埼北石橋

2008.05.24

神埼市神埼町神埼

橋長:10.60m
橋幅:6.70m
5径間桁橋




長崎街道 神埼宿
「神埼宿は、長崎街道沿いに形成された江戸時代の宿場町です。中世末頃に櫛田宮の門前町として成立した町並みを基盤として、江戸時代に五ケ所の鍵型をした町並みに改変された宿場です。神埼宿には、藩主や幕府巡見使・長崎奉行などの宿所や休憩所に使用された本陣や脇本陣問屋場が置かれ、宿場の東西の入口には木戸が設けられ、出入りが厳重に管理されてました。
 神埼宿の様子を記録した『神埼百田旧記』によると、天正十九年に四日町・七日町馬場が立ち、慶長四年八日町立、寛永十七年横町杉山が開かれ、天和三年東溝から三本松まで町立てし、元禄二年ひの柱地蔵町が立ち、宿場としての町並みの整備が元禄期頃に整ったことが伺えます。
 シーボルトの『江戸参府紀行』には神埼は約千戸の町並みで八つの町に分かれ、長さ一里に及ぶ宿場で、非常に多くの寺社仏閣があったことが記されています。
 また、市立の日を示した二日・四日・五日・七日・八日・九日の町名があり、市日には、その市場以外での取引を禁ずる神埼市場定十一ケ条が出されています。
 現在、宿場当時の町並みは、佐賀の乱の戦火によりそのほとんどが消失していますが、ひのはしら一里塚や原岡家住宅などの明治から大正期の建物が一部見られ、当時の面影を見ることができます。」

神埼市教育委員会
ようやく神埼宿にたどり着きましたが、雨はやみません

水深があり、橋の下まで行けません

雨は強くなるし、本日はこれにて終了

上部 旧長崎街道 翌日撮影