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岡神社参道橋

2007.03.18

唐津市浜玉町岡口

橋長:2.2m
橋幅:1.15m
単径間桁橋




岡神社由来
「今から約400年前豊臣秀吉は、全国に検地を行なったが、ここ大村の里岡口村にも代官が来て村役と一緒に検地をしていた。
 岡口村の後ろは石山で検地をするには、谷から谷を渡って行かなければならない。
 ある谷に来た時、谷と谷に丸太がかかっていたのでそこを渡った。最後に渡った代官がふとふり返るとその丸太が動いたのでよく見るとそれは大蛇であった。
 驚いた代官は、持っていた刀でその大蛇を切ってしまった。それからは飢饉や疫病がはやり、郷民は飢えや疫病に悩まされた。飢えを凌ぐために、いろんな物を食べたが、玉島川には、多くの鮒がいたのでその鮒を取って(栄養源とし、又生寒鮒の内蔵は腹の薬として食し)飢えを凌いだ。こんな災難は、大蛇の祟りではないかとおそれ村人はこれを祀った。
 それからは飢饉も疫病もなく平和な日々を迎えるようになった。
 そこで郷民たちは毎年12月の初午の日に五穀豊穣と無病息災を祈って祭りをするようになったと伝えている。
 祭りには鮒を生きたまま食する行事が約400年間欠かすことなく行われている。」
昭和61年3月吉日
唐津市
正面

側面

側面

下部