沖神社の由来
「沖神社の祭神は、“大綿津見神““大鷦鷯尊”(仁徳天皇の別称)“菅原道真”の四柱で、天正(1573年〜1591年‥今より410余年前)以前の勧請と言われているが明らかでない。
当町は、天山系からの流出土と有明海の潮上げ土による干拓地として造成されたため、海や川とのかかわりが多く、従がって各部落には海運守護、豊漁等を祈願するため、海の守り神としての沖神社を祭祀したものではなかろうかと考えられる。
当社の社殿造営、御供米等は、代々小城藩主が寄進、郷社として尊崇されてきた。
社に列し、同四十一年神饌幣帛料供進指定神社として取扱われていた。」
平成四年八月一日 芦刈町教育委員会
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