稲佐神社
2006.11.19
杵島郡白石町大字辺田
神門
「享保9年8月建立。三間一戸楼門で内部にも中柱を立て、頭貫や台輪を巡らし、出組の拳鼻付き肘木をそれぞれ両端まで延ばした珍しい架構である。
佐賀市与賀神社楼門に次ぐ古い楼門であるが、老朽化により昭和64年、内部補強工事と銅板屋根葺き替えをなす。」
稲佐神社
鐘楼
「享保6年(1721)建立。桁行三間梁行二間袴腰付入母屋造、上層に鐘を吊った痕跡があり、内部は神門と同じく珍しい架構である。梵鐘の行方は確認できないが、文久2年鍋島藩文書“今度於三重津電流丸御製造御取懸相成・・・”から、立木什物の拠出と廃仏毀釈の当時、率先して献納したと考えられる。」
稲佐神社
楠
佐賀県天然記念物