光円寺格天井の書画
「当寺の開基は、北山大納言実衡朝臣の次子左中将俊李朝臣。南北朝の時、乱を避けてこの地に隠棲する。世人は北殿あるいは山浦殿と称していたが横山と姓を改める。永録元年(1558)初めて一宇を建立する。
文化十三年(1816)本堂が類焼されたが、三年後の文政二年(1819)再建されて現在に至っている。
再建に当たり住職は 当時有名な書画の大家を尋ね一枚ずつ書いてもらったと言い伝えられている。
格天井の書画は、230枚余りで中には竹田・淡窓・旭荘・亀井・五岳等の名士の書画が収められている。」
(昭和五十三年十二月二日指定 有形文化財)
中津市教育委員会 |