光円寺のしだれ桜
「この寺は天文二年(1533)に願主理才・開基は教林で、最初は玖珠郡八幡村志津理(玖珠町)にあり逐次移転され、柿山村寺小野よりこの地に永住再建されたと伝えられている。現在の建物は、失火等により160年余り前に建てられたものである。
このしだれ桜は、樹の太さ3m・高さ10m余りで、門前の町道上の10m四方に垂れさがり、開花の季節には見事に咲き香り、筆舌に尽くさざる美観である。
樹齢について記録的なものはないが、住職の話によると350年以上と言われている。
なお、門前の石垣(4m)は、特殊な石組で築かれており見事である。」
中津市教育委員会 |