乙見石憧
2017.01.08
|
臼杵市乙見(おとみ)
|

|
乙見石憧 市指定有形文化財
「この石憧は凝灰岩で出来ている六地蔵塔です。
笠部の内部先端には家屋軒先の垂木を表現したと思われる凹凸が等間隔に彫られ、その垂木部分は朱が施されています。龕部は八面に区切られ、六地蔵と仁王が浮き彫りにされています。垂木部分と同様、龕部にも朱が施されています。総高は2.5mで、地蔵の像高は約31cmです。『天文』の銘があり、1552年〜1555年の間に作られたことが判りました。」
臼杵市教育委員会 |
 |
熊野神社へは南北2ルートがあり、害獣防止柵を開け北側から来ましたが、ぬかるみのため途中で車を置き歩いてきました
|
 |
|
 |
熊野神社周辺を探し回りました
|
 |
南側の道を西に向かうと、ようやくありました
|
 |
総高2.5mの乙見石憧 市指定有形文化財
|
 |
憧身に文字が刻んであります
|
 |
干時 天文
|
 |
龕部は8面で、6面に六地蔵
|
 |
二面に仁王
|
 |
左の一体
|
 |
右の一体 共に金剛力士像ではないようです
「閻魔に裁かれた亡者を六道から救う地蔵、救われたものを極楽に阿弥陀が迎える」恐らく閻魔王(本地仏:地蔵菩薩)と五道転輪王(本地仏:阿弥陀如来)の二体、つまり二王とするのが妥当ではないでしょうか
|