6,796
西光寺本堂前橋
2013.10.05

竹田市会々

橋長:m
橋幅:m
単径間桁橋




珍しい 銃眼つき造りの本殿 竹田市指定有形文化財(昭和四十七年四月一日)
「この西光寺本殿は、銃眼のある寺として、全国的にも珍しい造りです。
 正面に六つ、左右に各々八つ、後方にも二つある二層の入母屋造りであり、寺院が防衛的な役割を担っていたことを伺わせる貴重な建物です。
 この寺の建立は、文禄三年(1594)初代岡藩主中川秀成(ひでしげ)侯が、播州三木より移封された翌年に、中川家の菩提寺として建立されたものです。
 播州三木にあった中川家菩提寺の、三木西光寺の恵明和尚が、藩主秀成侯を訪ねて来たのを機会に、藩主の強い懇願により、岡藩中川家菩提寺として市内代官町に建立され、恵明和尚が初代和尚となりました。
 その後、延宝七年(1679)に現在地に移転されましたが、移転する以前の此の地には兵法家松坂蔵之助の住居があり、鉄砲を鋳造していた処ともいわれ、本殿に銃眼がつけられたこととも、何か関連がありそうです。」

平成九年四月
歴史と文化を考える会
銃眼つき造りの本殿

本殿前

側面