高流禅寺仁王像
2012.11.11
「高流寺は臨済宗妙心寺派の寺で、本尊は釈迦如来である。二代藩主久盛が禅の師である桐谷禅師のため、元和八年（1622）に建立した。現在の本堂は寛政八年（1796）に再建されたものである。
高流寺の石造仁王 市指定有形文化財
「鐘楼門の前に阿形・吽形二体の仁王像が向かい合っている。
石質は阿蘇溶結凝灰岩で、顔や体の表現に特徴があり、造立年代はあきらかではないが、吽形像背面に下記の銘文が記されている。
肥前州小城郡
砥川庄
工師棟梁
平川好右衛門
同 宮永久太良」
平成十年三月
竹田市教育委員会
