上野町若宮八幡社

2016.09.18


大分市上野町(うえのまち)




若宮八幡社
「大友氏の初代能直が1190〜1199年(建久年間)に、源氏の氏神である八幡神を鎌倉の鶴岡八幡宮から分霊したと伝えられます。
大友氏の氏神として崇拝が厚く、21代宗麟や、その父20代義鑑が神殿を修営しています。また、宗麟の祖父にあたる19代義長は、1510年(永正5)に、釣鐘と鐘楼を寄進しています。
江戸時代になると、島津氏との争いにより荒廃していた当社を、竹中重利をはじめとした近世府内城の歴代城主が再築し、1644年(正保元)には日根野吉明により祭礼も再び行われるようになります。1741年(元文6)、松平近貞の娘八十姫が櫛を33枚奉納したことにちなみ、3月3日の祭りは御櫛形祭禮と呼ばれ、神楽や能が演じられるなど、賑やかな様子が『府内藩日記』に記されています。」
県道21号線沿いの若宮八幡社

拝殿

境内社