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上田原御手洗神社参道橋
2011.10.23

豊後大野市三重町上田原(かみたわら)

橋長:1.8m
橋幅:2.26m
桁3列
単径間桁橋




上田原御手洗神社御由緒
「御祭神:伊邪那美神、速玉之男神、事解之男神
後に大山積神・大国主神・宇迦之御魂神・火之迦具土神・大雀命神を合祀
御手洗神社の由来:古書によると宝亀二年(七七一年)豊後を訪ねた光仁天皇は熊野(和歌山県)から西国に向かう光の夢をみた。天皇の命で豊後に向かった太政大臣藤原公季は泉水溢れる類稀な霊地を見つけ、社殿を建立し始め七七四年に完成、寶池山御手洗熊野大神と名付けた。
御手洗神社のナギ:その時、太政大臣は熊野神社から持参したナギの枝を上下逆に地面にさした所、自然に繁茂したという。御神木。
樹高十五米、幹周六・八米、推定樹齢千二百年
(県指定の天然記念物・特別保樹木)
上田原湯立神楽:上田原御手洗神社の大祭として霜月祭りで奉納される湯立神楽は、江戸時代から伝わり、現在は三年に一度十二月(江戸時代は毎年六月と十二月)に奉納される。採火火入れ・霜月祭り神楽奉納・綱きりなどの神事の後、二四束の薪を焚き続けた二つの大釜で荒神が湯改めの後、手足でかきだした炭火の上を火の粉を蹴散らしながら乱舞。次に烏帽子袴姿の二人が湯をかき回し手で湯をすくい、神前に供える湯霊(ゆだま)をとり、白装束の二人が熊笹で湯をかぶり、炭火の上を素足で舞い、釜に入り祝詞を唱える。最後に納めの舞。無病息災・五穀豊穣を願う神事。(県指定無形民俗文化財)
いにしえの 神の泉に なぎそびて
 湯立神楽で 世の幸願ふ」
先週に引き続き三重町からスタート
地図では上田原御手洗神社に池があります

期待通り石橋が架かっていました

側面

側面

社殿