「当山は山号を大岩屋山といい国東六郷満山中山本寺十ケ寺の一つである。 奈良朝時代養老二年(718)宇佐八幡神の応規といわれた仁聞菩薩の開基になり繁況時は末寺 末坊社等二十五を擁したと伝えられる。 本尊は千手観世音菩薩を安置、もと不動堂より遷座した不動明王を併祀する。 平安・鎌倉を始め各時代の仏像・文化財は今も多く残され往時を物語っている。 当山は古来より祈願祈祷の道場として転禍為福厄難消除・二世安楽・心願成就等の篤い信仰がとられている。また境内外は石仏の宝庫として特殊な石遺に接することが出来る。」 |