田深天満社の青面金剛

2016.07.02


国東市国東町田深




田深天満社の概要
「天神様即ち菅原道真公(八四五〜九〇三)これ程庶民に親しまれた人はいません
菅原道真公には三つの人間像があります一つは政治家 死後に左大臣及び太政大臣二つは学者文学者三つ 伝説道真像(天神様)です
後に京都の北野天満宮に道真公を祀られる事となった 天満宮(社)は全国に一万二千社有ります
田深天満社は天保二年(西暦一六四五年)今から三六六年前にこの地に我々田深地区の氏神として又学問の神として崇められています 平成五年に社殿の老朽化が進み社殿及び拝殿の改築を致しました
この境内には二匹の臥牛が居ります 道真公が政り所で亡くなり安置場所を探しに牛車で移動中現在の太宰府天満宮迄来た処で牛が臥して動かなくなりそこを安置場所と定めました 以来何れの天満(宮社)にも臥牛があります 特に我が神社には立派な銅製の臥牛がおります
この神社の祭典は年四回春夏秋冬と行われます
夏季大祭(七月二十五日)に行なわれる県指定有形文化財 御練りの行事は有名です」

平成二十三年 田深天満社社務所
県道523号線沿いの田深天満社

社殿横の祠

中に青面金剛

元禄十二年(1699)

側面