6,020
泉福寺仏殿前橋
2011.10.29

国東市国東町横手

橋長:1.0m
橋幅:1.7m
単径間桁橋




泉福寺仏殿 国指定重要文化財
「仏殿は、大永4年(1524)の建立で室町時代にさかのぼる本格的な禅宗様仏殿の数少ない遺構であり、九州最古の仏殿です。元禄5年(1692)〜7年(1694)にかけて大修理が行われているものの、巧みに中世の建築様式を継承しており、禅宗様の建築様式の伝播や普及を考えるうえで大変重要な木造構造物です。平成17〜19年にかけて全解体修理を行っています。」
国東市教育委員会
山門をくぐり

仏殿前に架かっています

側面

側面

仏殿側から

旧本堂跡(客殿) 県指定史跡泉福寺境内
「旧本堂は18世紀代の建築と考えられる大形の建物で、6室の間取りの側面に入側が付され、前面には露地(土間)の付く広い緑がありました。」

泉福寺開山堂 国指定重要文化財
「開山堂は応永元年(1394)の創建ですが、寛永13年(1636)に修理・再建されています。江戸時代初期の寛永年間に大修理を受けていますが、ほっそりとした木割など、室町時代の手法を色濃く残しており、切妻・妻入の造りは、禅宗様の開山堂の簡潔な姿を今に伝えでいます。昭和34〜35年にかけて全解体修理を行っています。開山堂の前方には、礼拝の場となる昭堂が建立されています[明応6年(1497建立、明和元年(1764)再建]。」
国東市教育委員会


本堂