旧大聖寺跡・五輪塔群
2011.11.12

国東市国東町来浦




旧大聖寺跡・五輪塔群
「大聖寺は延文三年(1358年)の建立、寺中には南北朝から室町時代にかけての宝塔・宝筐印塔・各種の五輪塔二百余りがある。
五輪塔群は鎌倉・室町時代に活躍した北浦辺衆の墓塔群だと思われる。
伝承によると延文年中、鎌倉から菊池氏討伐のため筑後に派遣された父二階堂左京之進を慕い東浦にたどりついた六丸とその母は、ここで筑後梨地ケ原の戦いで父は討死したことを聞き、以後この地の豪族田原親宏の保護のもと、一族郎党とともに土着した。のち親宏に滅ぼされた。
この悲劇の主人公六丸の墓もここにある。なお、この位牌は大聖寺にある。」

国東市教育委員会
県道をはさんで大聖寺の南側

旧大聖寺跡の五輪塔群