武家屋敷
2004.07.24

杵築市大字杵築




北台武家屋敷

酢屋の坂

大原邸 

「大原邸は杵築藩の家老上席を勤めた家である。草葺の堂々たる屋根は、昔の面影を最もよく残す建物である。伝えるところによるとこの建物は杵築藩の分家で、支領であった松平家のものという。重厚な玄関構造は格式を持つ家と思われる。特に庭園は本格的なもので、主屋の東にあって築山に接して八間ほどの池を掘り、中央に中島を築いて石橋を渡し池之周囲に飛石を配した回遊式庭園である。長屋門をくぐると老武士が出てきそうである。」

杵築市教育委員会


藩校の門

「この門は、杵築藩校学習館の門で、藩主御成りの門でもある。天明五年(1785)七代藩主親賢公の設立にかかるもので、藩の定紋雪笹の瓦を用い、現在市内に残る門の中で最も規模が大きく格調高い門である。二百年の風雪に耐えて立つ姿は、北台武家屋敷の中心であり、城下町杵築のシンボルでもある。江戸時代の残照をとどめる旧藩校の正門が、現在に至るまで小学校の門として使用されていることは、全国的にみても珍しい。」
杵築市教育委員会


磯矢邸

勘定場の坂

ピアノ教室の看板が出ていた

時代を感じさせる土壁と屋根

今にも倒れそうになっているところもあります