霊仙寺仁王像

2023.03.04

豊後高田市夷 下坊中




霊仙寺 由来
 
「当山は山号を夷山、寺号を霊仙寺と称す
国東六郷満山28ケ寺中末山本寺の古刹にして養老2年(718)宇佐八幡神の応現である仁聞菩薩の開創といわれる。
本尊は千手観世音を秘仏として安置しており祈願たえない。
平安後期作の阿弥陀如来(坐像)及び不動三尊像を併祀される。亦、隣接の六所神社は往時当山の奥之院であった。山門、梵鐘等由緒深きものがある。
石造彫刻としては江戸初期作とみられる山門前の仁王像は国東の佳作であり、更に丸彫りのも二躯が祀られる。その他石造、二天像、国東塔(桃山期推定)亦大地蔵尊は像高4.87m、総高6.50mで安政7年の彫作で一石地蔵尊では九州最大である。
15年ぶりの撮影

吽形

阿形

地蔵像

吽形

阿形