竜馬の森と学思館
「竜馬林ともよばれ、大原宮の末社若八幡神社と広瀬家第二代源兵衛のまつった稲荷社が鎮座し森や林の風致もすぐれて、広瀬淡窓の信仰と遊歩の地であった。文政二年(1828)九月、父三郎右衛門(桃秋)の病気金快により、稲荷社におこもりして、神燈U々、夜晨なり難く、兒女団欒して、笑語親しいうなかれ高秋、凉すでに甚しと、一家の人意、春よりも暖かなりと詠んでいる。高弟村上姑南が明治十五年(1882)頃開いた家熟“学思館”は、若八幡社西の現在の手島家の宅地にあった。」
広瀬淡窓先生生誕二百年記念
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