世にも不思議な庚申塔
「空木には地上10mの岩の上に庚申塔を祀ってありました。平成16年9月7日に台風18号の強風により庚申塔が吹き飛ばされ、大山川に落ち、200m下流の水溜まで流されました。。
平成17年3月19日庚申塔が水溜にあるのを河野繁利氏が発見し、庚申塔を水溜より引き上げ大きい石の上に置いて乾かしてありました。庚申塔のサル3匹とニワトリ2羽は、石に当り欠けてなくなっておりましたが、神様は何の異状もありませんでした。誠に不思議でありました。
平成17年3月20日、何者かに庚申塔がとられましたが、空木の人は誰も知っておらず紛失したものと諦めておりました処、平成17年3月25日の夜、5日ぶりに何者かが庚申塔を元の位置近くに戻してあるのを3月26日に発見し、空木の人は、この不思議な出来事に大変驚き又喜びました。
持って行った人に何らかの異変が起きた事だろうと想像し又、庚申塔も元の空木に帰りたかったのだろうと話し合いました。平成17年4月27日空木の全員が出て、地上5mの立派な位置に庚申塔を安置し、悪疫退散、招福除災、久農作物の豊作、交通安全を祈って、末永く大切にし、信仰して行くものであります。」
平成十七年六月吉日 |